株式会社 崎陽軒
2011-05-05
♪きっよ~ぉ~けんっ♪
一緒に口ずさんでしまった方も多いのではないでしょうか!?
今回は、横浜出身のワタクシにとっては特に親しみのある会社、株式会社 崎陽軒を取材訪問させて頂きました。
ワタクシがまだ幼い頃、しょっちゅう両親がお土産に崎陽軒のシウマイを買ってきてくれて、嬉しかったコト。
電車に乗って家族旅行に出かける際に、車中で食べたシウマイ弁当の味がそりゃも~格別だったコト。
お弁当についてくる醤油入れの“ひょうちゃん”も、実家の引出しにた~くさん入っていたっけ(笑)。
いまでこそ、横浜名物といえば崎陽軒のシウマイを筆頭に、様々な名産品があるが、遡ること100年以上前の横浜の街は歴史もまだ浅く、名産品と呼べるモノもなかったそうだ。
そんな中、崎陽軒の初代の方が、中華街のレストランで、つけ出しで出されるシウマイにヒントを得て、これを折詰にして販売することを決意。
しかし、駅で販売するからには、“冷めても美味しい”シウマイであることが条件だった。
そこで、中国のシェフに依頼して研究に研究を重ね、当時はまだ高級品だったホタテ貝柱を混ぜることと、車中で気軽に食べられるようにひとくちサイズのものにすることになったんだって。
これが、現在の崎陽軒のシウマイの原型なのだそうだ。
そんな興味深いお話を聞かせて下さったのは、崎陽軒3代目の野並直文社長。
真剣な眼差しで、時に熱く、崎陽軒について、横浜について語る野並社長は、本物の経営者としての風格が感じられる、器の大きい方でした。
2008年に100周年を迎えた株式会社 崎陽軒。
野並社長が発表した「崎陽軒100周年宣言」とは、『崎陽軒はナショナルブランドをめざしません。真に優れた「ローカルブランド」をめざします』
というもの。
この宣言は、ワタクシの心にズッシリと響きました。
徹底的にローカルにこだわる。
じつはそれこそが、グローバルたる所以ですよね!
いつまでもいつまでも、ヨコハマ最強の地域ブランドとして君臨していてほしいと強く強く感じました。
社長室に掲げられた”社是”と"経営理念"!
野並社長と二人でパチリ♪
帰りには、もちろん、会社用、自分用にと様々なシウマイを購入させて頂きましたヨ。
楽しみだな~。
おなかが鳴るぞ(笑)。