住友林業株式会社

2010-05-06

黒田治です。

 

「ニッポン長寿企業」2回目となる今回は、グループの従業員を合わせると、1万4千人以上という大企業の住友林業株式会社に取材訪問致しました。

会社も、まさに日本経済の中心、大手町の経団連会館の中に有ります。

でも、会社にお伺いをしたら、まず、木にの香りがするんですよね♪
フィトンチッドと言いますか、インタビューする前から、とても癒されました。
そして、お話しをお伺いしたのは、今年の4月に、代表取締役に就任したばかりの市川晃社長。    
 



大企業の社長にもかかわらず、凄く、物腰の柔らかい方で、第一印象からとても、魅力的な方でした。
で、名刺交換をさせて頂いたら、ナント、名刺も、「木」で出来ているこだわり。
とにかく、自分達は、「木」の会社、「木」を愛しているんだ~という事が伝わってきました。
(因みに、住友林業が、植林等して、社有林として、抱えている森は、およそ40、000haで、ナント、日本の国土のおよそ1000分の1だそうです。その社有林材を、名刺にも使用しているそうです)


さて、住友林業の創業は、元禄4年=1691年。
今から、およそ320年も前です。
我々が知っている住友林業=木造住宅の会社という認識でしたが、実はこの会社も、最初は、「銅山の開抗」~という、全く別のところからスタートしていました。(もっと言うと、その前は、京都で、薬屋さんと、本屋さんから始まっているそうです)

前回の西川産業もそうでしたが、何百年も続いている会社というのは、時代の変遷、時代のニーズに合わせて、その時々で、必要に応じて、変化をして、今に至っている
ですね・・・
で、住友林業が、銅山の開発から、現在の木の会社に、移行する事になったエピソードが、これまたすごい!!そして、面白い!!

原因があるから、結果も生まれる~という事がよく分かります。
また、その一方で、今回、取材をしていた一番感じたのは、およそ320年の歴史の中で、業務内容は、変わってきていますが、企業としての経営理念は、全くのブレがない事。
初めて聞いた「サステナブル」という言葉などに、その住友精神が現れています。
また、住友林業は、木造住宅の会社と言うよりは、「木の会社だな」~という事も、インタビューをしていて思いました。



今回も、ビジネスを形にするヒント、成功するヒント、企業というものは~などなど黒田自身が勉強になる事が沢山有りました。




住友林業のシンボルキャラクター「きこりん」と一緒にパチリ♪

それでは、是非、その全容を、地上波、またポッドキャストで、お聴き下さい。