山形県の郷土料理、芋煮を極める旅!|旅人:井門宗之

2018-11-15

 

本場の山形で芋煮会をするのが夢でした…。

 

どの位の夢だったかと言うと、エリザベス女王杯で勝利したモレイラ騎手が、

「日本のGⅠで勝つのは子供の頃からの夢でした。」という位の夢でした(は?)。

今年の抱負に『今年は山形で芋煮会がしたいです。』と書く位の夢でした(だから)

 

いや、なんてったって番組のリスナーズ達が数年前から山形で芋煮会やってるんだもの。

その名も「OH! HAPPY 芋煮ng(イモニング)!」なんつってさ。

井門不在で「芋煮ng」なんて悔しいじゃないっすか!(いや、誰に対して)

いや、悔しいですっ!!

そしたらついにきましたよ、チャンス到来ですよ!発車オーライですよ。

我がKIKI-TABIスタッフから『今回は本場で芋煮会やりましょ!』との素敵提案が!

(いや、いつも真面目に企画会議してるんだからね、念の為)

なので今回のテーマは…

 

『山形県の郷土料理、芋煮を極める旅!』

 

俺の夢が…山形で、現実のものとなる…(遠い目)。

 

東京から新幹線に揺られること約3時間(遠かった)。

 

 

井門「いや、少し冷えますね。」

 

永尾D「僕タイツ持ってきたもん。」

 

井門「河合さんもコート着てるし準備万端だなぁ(笑)

ちなみに皆さん山形は何回目?」

 

永尾・河合・橋本「初めて!!!

 

井門「マジか!!

全国各地を旅するKIKI-TABIスタッフが初めて!?」

 

河合「なかなか御縁がなくて…。でも初めてなので凄く楽しみです!」

 

永尾「なんかさ、米沢駅で“牛肉どまんなか”の出来たてが食えるって聴いたんだけど。」

 

橋本「それ食ってみたいが為に“車内販売が来たら起こせ!”って言ってましたもんね。」

(車内販売の予約注文というのもあるらしい…です。未検証。)

 

井門「美味しいもんね、牛肉どまんなか。

あのさ…モジモジモジ…ちょっと僕にも聴いてみてくれないかな?

井門さん、山形何回目ですか?ってさ…モジモジモジ…」

 

橋本「なんだよ気持ち悪いな。やれやれ…井門さん、山形何回目ですか?」

 

井門「今年2回目!!ドーン!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

と言う訳で私、今年2回目の山形にて本格的な芋煮を極めにやって参りました。

芋煮を極めるってのはちょっと大げさなんですが、

要は美味しい芋煮を食べつつ、そのルーツも探っていこうよって企画。

山形には大きく分けて「醤油仕立て」「味噌仕立て」の二つの芋煮の味があります。

そして醤油仕立ての方には牛肉、味噌仕立ての方には豚肉を入れるのがスタンダード。

*まだ他にも種類はありますが、今回はこの2つで。

醤油仕立ては内陸地方、味噌仕立ては庄内地方が有名という事で、

今回の旅はその二つのエリアの芋煮を味わうこととなりました。

 

まず山形に到着した我々が向かった先が東村山郡中山町という町。

なんと、なんと、なんとっっ!!

この中山町が芋煮会の発祥の地と言われているのです!

発祥の地とはどういうことぞ!?

そんな疑問を抱きつつ、今回はなんと中山町役場の皆さんの全面バックアップの元、

青空の下で憧れの芋煮会をやることに!!(感涙)

 

 

河合「今回は本当に晴れてよかったですぅ~!」

 

永尾「朝は霧が出てたけどね。」

 

河合「大丈夫です、私が晴らしますから!!」

*河合さんは雨雲をペットに飼うほどの…ry

 

という訳で待ち合わせ場所である「ひまわり温泉 ゆ・ら・ら」前の広場へ。

車を停めて川の方へと歩いていくと、大きな松の木が生えております。

よく見るとそこには看板が掛けられ、

『芋煮会発祥の地』とちゃんと書かれているではありませんか!

 

 

 

 

 

 

 

 

多田「どうもこんにちは!」

 

井門「??ひょっとして中山町の方ですか?

今回の芋煮会を全面的にバックアップして頂ける、中山町の方ですか!?」

 

多田「えぇ、そうです(笑)」

 

井門「おぉ…神様!!」

 

 

という事で松の木の前で待っていたのが、神様…いや、

中山町役場 産業振興課の多田直晶さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「多田さん、どうしてこの松の木の前で待ち合わせだったんですか?」

 

多田「それはこの松の木が芋煮会発祥の松だからなんです!」

 

井門「へ!?」

 

多田「勿論この松で5代目にはなるんですが、

江戸時代に北前船として様々な物資を運んできた船がここにやって来たんです。

京都から積んできた物をここで降ろし、

一方で山形の物産をここで積んで京都へ運んでいきました。」

 

井門「ほうほう。」

 

多田「そうした中で京都から運ばれてきた棒だらと地元の里芋を、

水夫達が松の枝に大鍋を引っ掛けて煮て食べたのが芋煮会の始まりとされているんです。」

 

井門「なるほど!!なので川沿いで芋煮会なんですね!

芋煮会が川沿いで行われる様になった理由は、

山形の水運の歴史が大きく絡んでくるんだなぁ…。

あっ、さすがに今はこの松に鍋は引っ掛けないですよね?」

 

多田「はい(笑)ですが、今日は是非井門さんにも地元の芋煮会を味わっていただきたく!」

 

井門「出来るんですね!?」

 

多田「はい!ご用意しております!」

 

井門「おっしゃー!!!やったー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

という訳で、駐車場と情報物産館まるっとの近くに移動すると、

すでに、大鍋に窯に薪がセッティングされています!

 

 

 

 

 

 

 

 

更に芋煮会は大勢で囲まないと!という事で、

中山町の高内英二さん、左治木悠子さん、井上利昭さん、前田真莉子さん、斎藤稔彦さん、

また、芋煮の香りに誘われてきたリスナーのルカ小鉢君、

そこにKIKI-TABIメンバーも加わっての大芋煮会が開催されたのです!

まずは薪を燃やして大鍋の水を沸かすところからスタート!

勢いよく燃える薪の火からなんとも言えない香りがします。

 

 

 

 

 

 

 

 

風下に立つとエッホエッホしてしまうほど(笑)

出汁となるのは鰹節と鯖節の合わせ出汁。

 

井門「こちらの地方の芋煮は内陸ですから、醤油味ですか?」

 

多田「はいそうです。そこに牛肉ですね。

この地方では芋煮の具材の四天王がおりまして…。」

 

井門「芋煮の具材の四天王!?

 

多田「牛蒡、こんにゃく、里芋、長ネギですね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はそんな四天王の饗宴だ!

まずは最初の具材を投入するぞ!

 

 

井門「まずは牛蒡、こんにゃくですね?」

 

多田「はい、では大鍋に入れていきましょう!」

 

井門「では…投入!!やったー!!パチパチパチパチ!」

 

多田「(拍手)」

 

井門「芋煮会ではこうして、具材を投入する度に拍手が起こるんですね?」

 

多田「…。」

 

井門「多田さん!?」

 

全員「(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらでご用意頂いた里芋は予め下処理がされている物。

なのであとは少し火を通せば柔らかくなる。便利!まさに芋煮会の為の里芋!

ってか山形には芋煮に便利な下処理済みの里芋があるのか!(笑)それが凄い。

 

多田「では里芋も投入しましょう!」

 

井門「はい!では里芋、投入!!やったー!!パチパチパチパチ!」

 

多田「(拍手)」

 

井門「だから多田さん!?」

 

全員「(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

 

うーん、楽しい。

青空の下で皆で鍋を囲みながら、くだらない事で笑いながら、

芋煮を作っていくのがなんとも言えず楽しい。

具材を入れると鍋リーダー(勝手に名付けてしまいました)が味付けを。

調味料はシンプルに醤油と酒とみりん。

流石に大鍋なので目分量なんだけど、それも豪快で楽しいのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多田「では芋が煮えてくるまで少し時間がありますから、

そこの足湯でもどうですか??」

 

井門「えー!ここに足湯があるんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「熱っ!!熱っっ!!

あっ、でも段々慣れてきたかも…いや、熱っ!!

 

 

仕事に行く前に足湯に浸かる方もいるそうで、

天然温泉がこうして身近にあるのは幸せなことだよなぁ。

因みに効能は「きりきず、火傷、慢性皮膚病」などなどだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「ちょっと入っただけなのに、物凄いぽかぽかしました!

なんか温度が高かったからか、一気に疲れが取れた感じがします!」

 

多田「良かったです!ではそろそろ芋も煮えた頃なので戻りましょう!」

 

 

鍋前に戻ったポカポカの我々の目の前には、

しっかりグラグラと煮えた里芋ちゃんたちが!

 

 

多田「ではここでしめじと牛肉を投入しましょう!」

 

井門「いやぁ、この牛肉も良い顔してるわぁ…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「ではしめじと牛肉を投入~!!やったー!!パチパチパチパチ!」

 

多田「(拍手)」

 

 

もうこのやり取り慣れた(笑)

そして最後に長ネギを、今回は左治木さんと前田さんの女性2人に投入して貰いました!

 

井門「では最後は女性二人にお願いします!良いですか!?

長ネギ、投入~~!!!

 

左治木・前田「投入~!」

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「やった~!!パチパチパチパチ!!」

 

全員「(拍手)」

 

 

こうして全ての具材を投入し、少し煮込んだらいよいよ完成です!

 

 

井門「ではついに完成です!蓋を取りますよぉ!!

オープーン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤバイ…、こんな幸せな画像があるだろうか…。

こんなに芋煮って美味しそうに出来るんだ…。

そしてこんなに楽しく出来るんだ、芋煮って…。

鍋リーダーが一人一人によそってくれて、ついに待ち侘びたあの瞬間であります。

 

 

井門「では皆さんよろしいでしょうか?

 

いっただっきまーす!!!

うっまーーーーーーーーい!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだろう、もうね、あっと言う間に旨い(笑)

考えるな、感じろってこういう事なんだと思う(ちょっと違うと思う)

 

 

多田「実は芋煮は山形県だけじゃなく、

日本三大芋煮ってのがありまして。」

 

井門「日本三大芋煮ですか!?」

 

多田「はい、今年はもう終わってしまったんですけど、

山形県中山町と島根県津和野町、愛媛県大洲市の三つの自治体が集まりまして、

各地域の芋煮が500食ずつ無料で振舞われるというものなんです。」

 

井門「それは凄い!他の2つの地域の芋煮も食べてみたいなぁ。

いや、それにしてもやっぱり大勢で食べる芋煮は最高に旨いですね!」

 

多田「そうですね、毎年時期になると河原で大勢の方が芋煮をします。

9月~10月がピークなんですけど、花見の様に当たり前の風景になってますね(笑)」

 

井門「僕もまたシーズンになったら芋煮会したいです!」

 

多田「是非お越しください!お待ちしています!

っとその前に芋煮の〆を忘れちゃいけません!!」

 

井門「芋煮の〆!?」

 

多田「はい、カレールーを入れてカレーうどんです!」

 

井門「絶対に旨いやつー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、言う訳で〆にカレーうどんを堪能した芋煮会。

本当に幸せな時間でした!中山町の皆さん、有り難うございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

足湯と芋煮で、まさに心と身体がポカポカしたKIKI-TABI一行。

続いては庄内地方の芋煮であります!

山形市から車でおよそ2時間、少し北上して鶴岡の方にやって来ました。

向かった先は農家レストランの農々家さん

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「幹線道路から路地に入った場所だから、知る人ぞ知るって感じですね…。」

 

河合「今日はこちらで、芋煮に使うずいき芋を掘ってもらいます!」

地元では、からどり芋とも呼ばれているらしい)

 

井門「ずいきって、あの酢の物にして食べる、ずいき…?」

 

 

兎にも角にも我々は農々家さんの中へ。

お店の中はテーブルがいくつか並んでいて、とても明るい雰囲気。

目の前には大きな窓があり、そこから庄内の田園風景と鳥海山を望む事が出来ます。

あぁ、お店の目の前の畑がひょっとして“ずいき芋”の畑かな…??

 

 

高梨「ずいき芋だけじゃなくて、里芋も植えてたり、色んな野菜を植えているんですよ~!」

 

 

 

 

 

 

 

 

そう笑顔で迎えてくださったのは、高梨美代子さん

庄内の芋煮について色々と教えて頂きました。

 

 

井門「まずどうして内陸では牛肉で、庄内地方では豚肉だったんですか?」

 

高梨「昔からこの地域の家では豚を数頭飼いしていたんです。

庄内地方は牛で耕すには広すぎたんですね。

なので牛ではなく、馬喰さん(馬の仲買人)から馬を買って畑を耕していたんです。」

 

 

それぞれの家で飼っている豚も庄内の水を飲み、

庄内でとれた餌を食べ、すくすくと育っていく。すると庄内の豚肉の味も変化してくようで…。

 

 

 

 

 

 

 

 

高梨「私達は意識したことないですけど、

内陸から来た人が庄内の豚肉を食べたらその旨味に驚いていくもんね。

本当の豚肉の味がする”って。

本当の豚肉の味がどんなものか分からないけど(笑)

でもそれほど庄内の豚が美味しいってことなんだと思います。」

 

 

なるほどなぁ…庄内で育った豚を使って芋煮を作る…その理由が分かりました。

ではどうして味噌仕立ての芋煮になったんでしょう??

 

 

高梨「はて…それは分からないです(笑)

どうして味噌味なんだろう…、昔から味噌仕立てでやってましたからね。

それがどうしてかは分からないです。」

 

 

実はこちらの芋煮には酒粕を入れて味に深みを出しているという事なんですが、

それもやはり庄内が米どころという事も影響しているとか。

いやぁ…ますまず期待が高まります!(笑)

でもでも、その前にアレだ!ずいき芋の芋堀りだ!!(笑)

 

 

高梨「じゃあ準備をして掘りにいきましょうか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

高梨さんの畑には300程のずいき芋が植えられています。

目の前に広がるずいき芋の茎の高さはどれも1m位はあるでしょうか。

どうやらずいき芋は葉から出る液が洋服に付くと変色してしまう…という事で、

KIKI-TABI一行は全員カッパ着用で芋堀りをさせていただきました!

 

 

 

 

 

 

 

 

高梨「ではまず適当なのを選んで、葉っぱを切り落とします。

そうしたらスコップをグイっと根本に入れて、テコの要領で持ちあげる!

…っとホラ土の中から出てきたでしょ?

沢山の子芋・孫芋がくっ付いているんだけど、

里芋と違ってずいき芋はこの親芋を食べるの。周りの子芋は種芋にするんです。

逆に里芋は子芋・孫芋を食べるんですよ。」

 

井門「それにしても親芋は流石に大きいですね!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

高梨「じゃあ井門さんもやってみてください!」

 

井門「はい!コレにしようかな。

葉っぱを切り落として、根本にスコップを入れて…エイ!

あぁ!!!」

 

高梨「芋が削れちゃったね(笑)」

 

井門「す・す・す・すみません!!」

 

高梨「良いのよ~(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうしてずいき芋掘りを体験した後は、いよいよ芋煮であります!

レストランに戻ると高梨さんが厨房へと入っていきました。

 

 

井門「河合さん、芋煮の量ってどれくらいですかね?」

 

河合「えっと、試食用に1人前と撮影用に1人前をお願いしているので2人前かな?」

 

橋本「(厨房の撮影から戻ってきて)あっ、あの…。」

 

井門「どうしたの?」

 

橋本「大鍋で芋煮を作ってくださってるんですけど…(笑)」

 

河合「えっ!?た・高梨さ~ん!!(厨房へ)」

 

河合「(戻ってきた)あの…量を聴いたら4~5人前ですって(笑)」

 

高梨「(大鍋を持って)出来ましたよ~♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄鍋にたっぷりはいった庄内地方の味噌仕立ての芋煮。

これは本当に美味しそうだ…。

具材は長ネギ、厚揚げ、牛蒡、椎茸、豚肉、そしてずいき芋。

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「香りがたまらなく良いですね…。

では早速お椀によそって、と。いっただっきまーす!!

 

うっまーーーいっ!!!!!

 

酒粕が入っているから風味が凄い!

そしてずいき芋の味の濃さ、粘り、これは物凄い芋ですね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

高梨「有り難うございます!

ずいき芋を使って芋煮を作っていたってのは1700年代からだったって、文献もあります。

ここで暮らしてきた人達が何代も、何代も繋げてきたこと、

それをまた繋いでいくことで庄内の豊かな土壌が生まれたんだと思います。」

 

井門「そんなに昔から伝統の味が繋がってきたんですね…。」

 

高梨「私は“土から生まれた物は土に還る”

そういう事を大切にしたいと思って食べ物を作っています。」

 

 

自ら畑をやりながら、庄内の伝統を繋いでいる高梨さん。

この日は他にもずいき芋を使ったフラン(プディングの様なもの)や、

モヤシのきんぴら、煮物、ずいきの甘煮などたっぷり出して頂きました。

 

 

高梨「ウチで御飯を食べる人にはいつも言うんだけど、

ウチで一番美味しいのは旦那さんが作ったお米なのよ(笑)」

 

井門「旦那さんはお米を作ってらっしゃるんですか?」

 

高梨「(御飯をオニギリにしながら)そうなの。

炊きたてのお米はツヤツヤで粒が立ってて本当に美味しいんですよ♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

こうしてツヤツヤのおにぎりまで頂いた一行。

恐らくKIKI-TABI史上初、この日は夜に御飯を食べに出掛けませんでした(笑)

それくらい高梨さんの心づくしの料理で満たされた。

味もそうだけど、想いがたっぷり込められているのです。

 

 

高梨「この辺は飲んでも〆に食べるラーメン屋さんなんか無いでしょ?

だからウチで飲んだお客さんには最後に必ずオニギリを出してるのよ(笑)」

 

 

想いも、味も、そして優しさもたっぷりでした。

高梨さん、本当に美味しい料理を御馳走様でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

芋煮を極める旅の最後は、そう!

まさに芋煮の聖地である馬見ヶ先川の河川敷です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはあの日本一の芋煮会が行われる場所であり、

今年はその芋煮会もギネスに認定されたりと例年以上の盛り上がりを見せました。

僕らは3代目鍋太郎に見守られつつ、リスナーの小鉢と次元君に見守られつつ(笑)、

旅の終わりを迎えたのです。するとなんということでしょう!

河川敷では地元の方々が絶賛芋煮会中(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

もう、どんだけ芋煮会が好きなんだよ山形県民!

でもね、今回実際に念願の芋煮会をしてみて分かったんです。

どうして毎年シーズンになると山形の皆さんが芋煮をするのか。

 

だってね、楽しいんだもん(笑)

しかも想像していたより10倍は楽しい。

笑いながら芋煮を作り、青空の下で大鍋をつつく。

今回は仕事だったからノンアルコールだったけど、

これにお酒があったらもう最高に楽しいんだろうなぁ。

 

はい、私、完璧にハマりました。

来年の芋煮シーズン、山形でまた芋煮会がしたい!

2019年の年間スケジュールにもう入れてしまおうかと思うほど。

待ってろ山形!待ってろ芋煮!

どうか来年も山形で芋煮会が出来ますように!!

美味しい旅を御馳走さまでしたーー!!!!