株式会社 さるや

2013-03-07

創業300年を超える日本で唯一の楊枝専門店「さるや」を訪問。

代表取締役社長の山本一雄さんにお話を伺った。

江戸時代には身だしなみ道具のひとつだったという楊枝。
「さるや」では、黒文字という名の樹を用いた楊枝にこだわり、創業当時から熟練の職人が手削りをしているそうだ。

「たかが楊枝 されど楊枝」と山本社長が語るように、大量生産され、すっかり見慣れたこけし楊枝とは異り、黒文字は香りも良く、割れにくい。
桐箱に収められ、一本一本包装された楊枝からは江戸っ子の粋を感じる?
プレゼント用に"金千両"の文字が入ったものを、そして自分用には隈取が描かれたものを購入した。
開けると楊枝が一本一本包装されていて、持ち手の所には"辻占"という小唄や、都々逸の文言が描かれている。

大人の遊びゴコロに溢れたアイテムは、眺めているだけでニヤニヤだ(^ ^)
さるや