イングヴェイ!!“Rising Force”
2011-10-27
『音速の貴公子:
イングヴェイ・マルムススティーン:
“Rising Force”特集』。
M. AS ABOVE, SO BELOW / Yngwei Malmsteen
1曲目にお送りしたのは、1984年のイングヴェイの
1stソロ作品『Rising Force』から、
「AS ABOVE, SO BELOW」です。<ちょっと感想を・・・>
当時、アルカトラスでの活躍ですでにスタープレイヤーだった
イングヴェイ。
さぁ、今日はそんな彼の原点。クラシカルなギター満載の名盤から、
名曲たちをたっぷりお送りしましょう。
M. BLACK STAR / Yngwei Malmsteen
さて、次にお送りしたのは、1984年のイングヴェイの
1stソロ作品『Rising Force』から、「BLACK STAR」です。
まさに彼の代表曲!!
インストナンバーですが、ギターフレーズを全部歌える!!
というギターキッズも多いんじゃないでしょうか?
イングヴェイのステージでの定番曲。ですね。
ガットギターで始まって・・・超早弾き!
後に“ネオクラシカルメタル”といわれた、
クラシックの旋律を使いながら、とてつもないスピードで駆け抜ける
彼のギター技術、そしてメロディセンスは、世界中の音楽ファン、
ギタリストに衝撃を与えましたよね。
さてさて、イングヴェイ・マルムスティーン。
1963年.スウェーデンのストックホルムに生まれました。
現在48歳です。とーーってもワガママ!でも有名です。
7歳の頃、当時亡くなった伝説のギタリスト:ジミ・ヘンドリックスの
TV番組を見てギターとロックに興味を持った彼は、
独学でギター練習をスタート!
同時にDEEP PURPLEのリッチー・ブラックモアにもハマって、
10歳のころにはパープルを全曲マスター!
クラシックも大好きで、バイオリンの楽譜をギターでコピーしたりする、
とんでもない子供だったみたいです。
学校はほとんど不登校。とにかく毎日毎日ギターの練習に明け暮れて、
とんでもない技術を身につけます。
20歳の時には、プロデューサーでレーベルオーナーの
マイク・ヴァーニーに誘われてアメリカ・LAに渡って、
バンド“STEELER”の1員としてデビューします。
その後、あっという間に大物ヴォーカリスト:グラハム・ボネットに
誘われて彼のバンド:アルカトラスに加入。
誰よりも速く、誰よりも正確で、誰よりもメロディアスでクラシカルな
そのギタープレイは、もーーーとにかく世界中に衝撃を与えました。
多くのプロギタリストが、“あの衝撃はVAN HALEN以上だった”
“プロギタリストはもう諦めようかと思った”など、
その出現に恐れおののいていたそうです。
M. FAR BEYOND THE SUN / Yngwei Malmsteen
「FAR BEYOND THE SUN」です。
これも超名曲!
さすが!の一言。
これを17歳のころに作ってた、っていうんですから
早熟すぎる!そして、その後の成長も少なすぎる(笑)!!!!
とにかくアルカトラス時代から完璧なギタリストだった彼。
小さいころから、学校にも行かず、友達とも会わずにギターばかり。
だからこそ人間的には超未熟。
もちろん、グラハム・ボネットとも喧嘩別れして、あっという間に1人。
そんな中、自分のやりたいこと。
スウェーデン時代から思い描いてた音楽をすべてぶつけたのが
このファーストソロ作品『Rising Force』なんですね。
勢いが違います。
情熱が違います。
このアルバムの幻影を、彼はこの後もずーーっと追い続ける
ことになるんですね。
それにしても早ぇ。
初めてLIVE行ったとき、ずーーっと速弾きが続くもんで、
だんだん眠くなってしまって、一番のお目当て
FAR BEYOND THE SUNの最中に眠ってしまった
HIRONAGAでした。
M.イカルスの夢・組曲 作品4
/ Yngwei Malmsteen