これぞ博多!ど真ん中、名所探訪|旅人:古賀涼子

2020-03-29

『旅人』として、初めまして。古賀涼子です。
22歳で福岡から上京し、約19年間をTOKYO FMの局アナとして過ごしましたが、
昨年末に独立。文字通り、人生の新たな旅に出ました!
KIKI−TABIにご縁を頂いたのも、フリーになったからこそ。
そんな私が今回、旅に出たのが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

福岡。
まさかの故郷。
いやいや、旅やなかろーもん!帰省やん!
こうなったら、私は旅人と言うよりも「案内人」になるつもりでした。
だってテーマも、ど真ん中スポットをご紹介なんです。
ど真ん中やったら、任せんね!
でも・・・あれ?
旅のスタート地点、博多駅っていま、こんな風になってたの!?

 

 

 

 

 

 

 

 

東京と見まごうばかりの立派な駅ビルに。しかも、阪急!?
福岡=西鉄の常識をのっけから覆され、呆気に取られる私です。
変わらないのは、この方だけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

早くもキョロキョロお上りさん状態になりながら向かったのは、博多と言えば!の屋台。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも私、実はこれまで屋台に入ったことがあるのは1回だけ。
隣の人との距離も近い中、恥ずかしがりの女子大生だった私は
なんだかモジモジしながらラーメンを飲み下したのでした。ええ、そんな時代もあったんです。
それなのに、今回伺った『忠助』さんのご主人・白石幸生さんは、なんとも優しくてダンディー。
玉ねぎたっぷりの香ばしい餃子や、ぷりぷりのホルモン焼き、味しみしみのおでん。
ああ、旅の醍醐味がここに全てある・・・
KIKI – TABIの旅人で、恐らく最ものんべえな私。
初日にして、仕事を忘れそうになったのは言うまでもありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後は、ネオン煌く中洲で当たり前のように、とんこつラーメンで締めたのでした。
うま・・・!!
同行のスタッフに「夜はあんまり炭水化物食べないんですぅ」なんて言っていた自分に
勢い水(きおいみず=山笠でのぼせた人々にかける水)をかけてやりたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、翌朝向かったのは、山笠があるけん博多たい!と言うことで、
追い山が勇ましく境内を駆け抜けることでお馴染みの、櫛田(くしだ)神社。

 

 

 

 

 

 

 

 

権禰宜の高山貞史さんから、『お櫛田さん』には3体の神様が祀られていることなど
私も知らなかった「博多総鎮守」のストーリーを伺いました。
お櫛田さんには飾り山も奉納されているので、その大きさと壮麗さが体験できます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、博多と言えば、もう一つ。そう、明太子!!
「博多の食と文化の博物館ハクハク」では、明太子工場見学ができるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

福岡での明太子は、ふくやさんが発祥。創業者・川原俊夫さんの想いとともに
とてつもない職人技から成り立つ明太子の製造過程を知ることができます。
なんと、たった2人の職人さんしか、ふくや秘伝の調味液の配合を知らないそう!
手作業で丁寧に一腹ずつ容器に詰められる、つやつや明太子たち。
なぜ!!なぜ、手元に炊きたてご飯がないのだ・・・!!
いま私が持つべきはマイクではなく、白飯ではないのかーーー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明太子のように唇を尖らせ、イジけながら工場を後にした私。
(と言いつつ、ちゃっかり試食させて頂きましたが)
福岡で最後のスポット、シーサイドももち海浜公園へ向かいました。
通っていた大学が近かったこともあり、何度も行ったことのある場所でした。
デートで訪れたこともしばしば。
5歳年上だったあの彼は、今どこで何をしているのだろう・・・と
明太子とは対極の甘酸っぱさを噛みしめつつ、半地下の駐車場から表に出たところ。

 

 

 

 

 

 

 

 

え?地中海・・・?
お天気が良かったこともあって、クラシカルな建物が青い空に映える様は、ヨーロッパのよう!
風は強めでしたが、それはとても美しい景色でした。
この日は、その建物=マリゾンで結婚式も行われていて、
一斉に飛ばされた黄色の風船が花びらのように空に舞い上がり、感動的で。
私ももう一度結婚式をしたくなりました・・・とか書くと問題になるな、これ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、こちらを管理する福岡市海浜公園の伊藤博之さんにインタビュー。
今ではこのビーチで、バレーだけでなく、ビーチラグビーやビーチテニスなどもできるそう!
埋め立ての人工ビーチと言うことで、私が過ごしていた20年ほど前は
遊泳できなかった気もするのですが、今では綺麗に整備されていて、一部遊泳可。
シーサイドにカフェバーも並び、間違いなく夏には「映えスポット」として
福岡っ子のSNSを賑やかにしていることでしょう。
ウッドデッキしか無かったのに、私の頃は・・・ちぇっ。
すぐ脇には、剣のように鋭く、太陽をも貫く福岡タワーと

 

 

 

 

 

 

 

 

名前が変わったばかりの「PayPayドーム」が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいなあ、福岡。
昔ながらのものを、変わらないクオリティで守り続ける。
それって、実はとても難しいことですよね。
どんな人のことも、「おかえり」と懐深く迎え入れてくれるのが福岡なのだなあと
この旅で感じました。
改めて、ただいま、福岡。

 

 

 

 

 

 

 

 

あっ、こっそり買い食いしてたのを撮られてた・・・!!

 

次は、私の生まれ故郷「北九州編」です。
修羅の国・・・じゃないよ♡