自然がいっぱい!子供と行きたい遊び場、横浜・こどもの国|旅人:安田美香
2019-04-25
令和元年、初めてのキキタビですよー!
わっしょーい!安田美香です!!
10連休、いかがおすごしでしょうか?
5月5日は、「こどもの日」。
古くから「端午の節句」として、こどもたちの成長をお祝いする日です。
こどもたちがのびのびと、思いっきり遊べる場所として人気なのが、神奈川県の横浜市にある「こどもの国」。
「こどもの国」という名前の施設は、全国いろいろな場所にありますが…
日本で最初に誕生したのが、こちらの「こどもの国」なんだそうです。
キキタビ井門Pも、よくお子さんを連れて遊びに行くそうですが…安田は初めて。
いったい、どんな場所なのでしょうか?
今回は『自然がいっぱい!子供と行きたい遊び場、横浜・こどもの国』をお届けします!
「こどもの国」へは、東急電鉄「こどもの国線」で行くことができます。
まずは、「うしでんしゃ」で大はしゃぎ!
見てくださいな、このかわいらしさ!!
外観は白と黒の牛さんの模様。車内には牧場の絵が描かれていて、なんともカラフル♪
こちらのラッピング電車は、2020年3月まで運行予定とのことです。
いざ入り口に着くと…すでに、すごい人、人、人!
開園20分前にもかかわらず、多くの家族連れが待っていました。すごい人気です!
9時30分に門が開き、園内へ足を踏み入れると…これまたビックリ!
安田「…おおおーーーー!?こ、こんなに広いのーーーーーー!?」
ごめんなさい、わたくし、「子ども向けの小さな公園なのかな?」なんて思っておりましたが…
山、です。山!!!
「ヤッホーーーーーッ!!!!!!!」
と、思わず叫びたくなるほどの。
公園というより、「山にハイキングに来た」という感覚です。
まずは、社会福祉法人こどもの国協会 広報 岩﨑裕太さんにお話を伺いました。
安田「あまりの広さにビックリしているんですが…面積はどれくらいあるんでしょうか?」
岩﨑さん「約100ヘクタールあります。東京ドームで例えると、約22個分です」
…うん、もう桁が大きすぎて、よくわかりません(笑)。
それくらい広いんです!
多摩丘陵に広がる雑木林をそのまま利用して作られたため、緑がいっぱい。
豊かな自然を満喫することができます。
安田「こちらは、どういう経緯でつくられたんですか?」
岩﨑さん「先の天皇陛下が、1959年にご結婚された際に、多くの国民からお祝い金が寄せられました。
このお祝い金を「こどものための施設に使ってほしい」というご希望から誕生し、1965年5月5日に開園しました。
以来、幅広い世代の方から親しまれています」
4月30日に天皇陛下が退位され「上皇」へ、皇后さまが「上皇后」となられましたが…
「子ども達の未来のために」というお二人のお気持ちがつまった施設なんですね。
まずは、岩﨑さんがおすすめしてくれた「雪印こどもの国牧場」へ向かって歩きます。
サワサワと風に揺れる緑の木々。1本1本の木が大きくて立派です!
マイナスイオンをたっぷりと浴び、大きく深呼吸♪ 森林浴しながら歩きます。
大きなトンネルを抜けると、ヘリコプターの形をした乗り物が見えてきました!
ヘリコプターの形をしているんですが、速度はとってもゆっくり…。(笑)
こちらは子ども向けの自転車「へリサイクル」。
安田「レールの上を走ってるから、そもそも飛んでないですしね(笑)」
と、あまりのかわいらしさに、キキタビ一行大爆笑!
他にも、ジェットコースタータイプの「ローリングサイクル」や、水陸両用の自転車など、さまざまな変わりダネ自転車を楽しむことができます。
ペダルを漕ぎながら遊ぶこどもたちのかわいらしい姿を見ながら、歩くこと15分。
「雪印こどもの国牧場」の中にある「こども動物園」に到着。
「こども動物園」の髙橋麻里さんに案内していただきました。
「グアア!グァァ!グアア!」
園内に入るや否や、ガチョウが大合唱!
高橋さん「ガチョウは人が来ると、反応してよく鳴くんです。海外では番犬として飼われているという話も聞いたことがあります」
小動物がメインのこちらの動物園では、全ての動物にえさをあげることができます。
うさぎやモルモットを抱っこできるので、こども達に大人気。
安田も、モルモットをひざの上で抱っこさせていただきました!
あったかくて、やわらかくて、ほっこり癒されます♪
ビックリしたのが、まさかの!”モルモットたちのおしゃべり”が聞けたこと。
高橋さん「モルモットって、仲間同士でおしゃべりしているんですよ
。耳をすませてよーく聞いてみてください」
木箱のすみに肩を寄せ合い、小きざみにフルフルとふるえている、7匹のモルモット達。
まさか、と思いつつ耳を近づけてみると…
「もにょもにょもにょ!もにょもにょもにょ!」
安田「えええー!?本当だ!しゃべってるぅーーーーー!!!!!」
高橋さん「仲間と鳴き声でコミュニケーションをとるのが、モルモットの特性なんです。いろんなバリェーションの鳴き声を出しておしゃべりしているんですよ」
何度も触れ合ってきたはずの小動物ですが、新たな発見がたくさんありました。
かわいい動物たちと触れ合った後は、「ミニSL太陽号」に乗り込みます。
1周335m。
時間にすると5分ほどなんですが、トンネルや橋、踏切があって、ミニSLとはいえかなり本格的。
安田「シュッ!シュッ!ポッ!ポッ!って、音の臨場感がすごいですねー!」
なんとこちらは、太陽光エネルギーで走るミニSLなんだそうです。
「中央広場」を通ると、フリーマーケットが行われていました。
キッチンカーも並び、おいしそうな匂いが漂ってきます。
緑の芝生の上にテントを張って、ピクニックしているご家族も多いので、まるでキャンプ場、もしくは野外フェスの会場に来ているような雰囲気。
のんびり日向ぼっこしながら寝転ぶ。最高の休日ですよ、これ。
さて、再び「雪印こどもの国牧場」に移動して、今度は牛や羊がたくさんいるエリアへ。
寺井晃子さんにお話を伺いました。
安田「牛って、間近で見るとこんなに大きいんですねー!」
寺井さん「1頭がだいたい、700〜800kgくらいありますからね。それぞれ名前をつけて、大切に育てています」
牛舎の中に入って、見学もさせてもらえます。
寺井さん「牛は2歳くらいで、初めての出産をします。そこからお乳を出してくれるようになり、平均して、生涯で4〜5回ほど出産します」
ス、スゴイ…
牛さんって、スゴイ。
2歳で妊娠して、出産して、お乳を出して。
私たちはそれを、毎日いただいているんですよね…。
ありがたく、美味しくいただこうと、心からそう思いました。
土日は無料で「乳しぼり体験」をさせてもらえるとのことで、安田も初挑戦させていただきました!
安田「牛さんのお乳って、やわらかいんですねー!でも、張ってる!」
寺井さん「お乳が張ると、”しぼって〜!”って自分から言いに来る牛もいるんですよ」
乳しぼりにはコツがあるとのこと。
人差し指と親指でOKマークを作り、人差し指から順番に下ろすようにしぼると…
安田「わー!いっぱい出ますねー!あったかいー!」
牛のお母さんってスゴイなあと、感動。
私も母乳で2人の子どもを育てたのですが…
ママどおし、通づるものを感じて、ちょっぴり泣きそうになりました。
売店ではしぼりたての牛乳や、ソフトクリームを食べることもできます。
濃厚なのに、後味すっきり。
それはそれは、格別に美味しかったです!
「こどもの国」ではこの他にも、湖で「ドラム缶いかだ」や「ボート」に乗って遊んだり、「せせらぎ」という人工の川で水遊びも楽しめます。
110mの「ローラーすべり台」をはじめ、こども向けの遊具もたくさんあるので、丸一日めいっぱい遊べます。
今度は、こどもを連れて遊びに来たいなあと思いました!
こどもの国と言いながらも、大人が存分に楽しめる場所でもありますよ♪
わっしょーい!!!旅人は安田美香でした!