大人の隠れ家的な遊び!四万温泉でグランピング!|旅人:棚橋麻衣
2017-06-01
「やったーーーーーー!!お寺じゃない!!!!本当に、グランピングだーーーー!!!」
現場に到着した私の第一声。
そうです、完全にこの番組を疑っている旅人・棚橋麻衣です。
・ディレクター永尾、作家吉武というスタッフリスト
・移動車はオシャレなメルセデスベンツ
・「水着持参でお願いします」という安定定番のメール
・『グランピング』という、いかにも私が食いつきそうなキャッチーさ
ほぉぉぉぉら。箇条書きにしてみたら、こんなに怪しい所がいっぱい!!
※毎度しつこいですが…なんのこっちゃと思われた方は、2014年12月「ヤジキタオンザロード」の旅動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=lj5xHRQCTc4
新宿駅集合のタイミングでは、スタッフ全員の顔がニヤけているようにしか見えませんでした。
移動中の車内も、全員芝居してるんじゃないかと思ってました。
緑溢れる山奥を走っているときは、同時に滝を探してしまいました。
あれ?私…末期!?
ただ…
そう…
ただ今回は…
本当に本当にグランピングだったのです!!!!!
「だから~始めっからそう言ってたじゃないか~!」とスタッフ。
うるせ!
そんなわけで、改めまして、今回のタイトルは、
【大人の隠れ家的な遊び!四万温泉でグランピング!】
グランピング…。
皆さんも1度は聞いたことあるのではないでしょうか。
「グラマラス」と「キャンピング」を掛け合わせた造語で、アウトドアの自然環境の中でありながら、高級ホテル並みの、豪華で快適なサービスが受けられる、これまでになかった新しいキャンプの形なんです。
しかも~今回の現場は『群馬県四万温泉』ですよ!!!
グランピングに温泉もプラスして楽しめるっていうんだから、こりゃ期待しかないよね!
そしてそして、移動は、、、
Mercedes-AMG GLA 45
スポーティでかっこいい外観と、黒をベースに赤の差し色がお洒落な車内!
鍛え上げられた筋肉質の、小麦肌の男性(個人的には、速水もこみちくんがいい)に、そっと包まれているような、力強い走りです!!さすが、おベンツ!!!!!憧れる~!!!
到着したキャンプ場は、おんせんきゃんぷShima Blue
5月1日にオープンしたばかり。青々しい緑の中、ウッド調の施設が立ち並び、近くでは川のせせらぎが聞こえ、空気もヒンヤリと澄み渡り、気持ちがいい。
ベンツが到着すると、透かさず、白いユニフォームをびしっと着こなしたスタッフが入り口でお出迎え!うわ!アガる!!!
敷地内でもメインとなっているフロントとカフェがある施設は、ガラス張りになっていて、カフェテーブルやバーカウンターなどが並び、ウッドデッキも完備。
「ようこそ、いらっしゃいました!」と笑顔で迎えてくれたのは、
おんせんきゃんぷShima Blueの代表・関良則さん。
関さんは、四万温泉の「つるや」という旅館の代表でもあり、今回、四万の魅力をもっと違った形で発信出来ないか…と考え、グランピングという答えに辿り着いたという。
温泉施設で培われたおもてなしの心は忘れず、ここでしか味わうことのできない『何もしない贅沢な時間」を存分に感じてほしいという思い、そしておそらく国内初であろう「キャンプ」と「温泉」の融合も楽しんでほしいとのこと。
「それぞれテイストの違う7棟全部に露天風呂も付いています!」と自信満々の一言に、
早速、お部屋に案内してもらいましょうか?とスタッフが急かすと、
「待ってください。まずは、ウェルカムドリンクで、ゆっくりしてください。運転のお疲れもありますし!」と関さん。
このウェルカムドリンクのメニューのすごいこと!
ソフトドリンクに加え、生ビール、グラスワイン、日本酒…
ちょ…ちょ…こちらこそウェルカムですよ!これは!
スタッフをさておき、生ビールを注文。
私、別にここまで運転してないけどさ、都内からの移動中3時間くらい、ずーっとドッキリと疑い続けてるから、疲れてんのよ。一応。
遠慮なく、いただきまーーーーーす♡
Shima Blueを意識した濃いブルーのグラスに、キンキンに冷えた生ビールが注がれて運ばれてくる。
一人で声高らかに乾杯をし、一口…二口…三口…とグビグビグビ!!ぷは~~~美味いに決まってる!!!!
続いて、お部屋見学。
サファリーブラック、ハニーナチュラル、アイランドブルー、メイプルホワイト、アップルオレンジ、ブラウンプレミアム、リトルガーデン…となんとも可愛らしい名前のついた7タイプで、部屋の造りやデザインも様々。
一貫して言えるのは…お洒落!高級感!清潔!
大きな窓から見える風船峡を主役に、部屋の壁紙やインテリア、リネンなどがホテル並みに整えられている。
独立洗面台やトイレも、各部屋に完備!←ちょー綺麗!
バスタオルや部屋着、アメニティなども完璧!
冷蔵庫にはアルコールやソフトドリンクが用意され、自由に飲んでいいとのこと!ウソでしょ!♡
もちろん、源泉掛け流しの露天風呂が全部屋に完備でございます!!!
キャンプ場の宿泊棟って…どことなく湿気臭くて、必ず虫がいて、布団以外は何もなくて、その布団もぺしゃんこで…(なんだかヒドイ言いよう 笑)
もちろんこんなとこばかりじゃないですけど、小学校の野外活動とか宿泊合宿とかで、こういうところに泊まるケースって多いじゃないですか!?それで、なんだか苦手意識が出てしまい、キャンプ場とかそれっきりだわ…なんて人、特に女子、多いんじゃないのかな~なんて思うんですよね。
そんな方には、是非、このお部屋、ご体感頂きたい!!!
すごいのは、ホテル並みの快適さなのに、どこかアナログ感漂う、このちょうど良さ。
テレビがないとか、ハンモックがあるとか、バルコニーにバーベキューグリルがあるとか、そんな設備面ももちろんなんだけど、、、そこに流れる空気感というのかな、ゆったり過ぎていく時間にただただ身を委ねて、なーんにも考えずにぼーっとできそうな空間に仕上がってます。
「何もしない」って、案外日常生活の中ではできないもんね。私なんて、1歳の娘の子育て中なので、そんな時間皆無!!!!
お部屋見学の後、夕飯までのちょっと時間があるというので、それぞれ部屋で小一時間自由に過ごすことにしたんだけど…
私のお部屋はアップルオレンジというドームテント型で、天井の窓からは空が見えたんです。自由時間は、広いベッドに寝転がり、そのままボケーっと過ごして…おしまい。。。
…なんて贅沢な時間なの!!!!!!!!!!!!!
家にいたら、1歳の怪獣がギャオギャオ動き回って、こんな時間とれないのよ!!!!
はぁ~こんなの久しぶりーーーーーー!!!!!!
アップルオレンジのお部屋、よかったわ~。
壁紙が水玉模様で、ポップです。
大きなベッドがメインで、テントにいながらのラグジュアリー感。これこれ、グランピング!!
ついでに、ちょこっとスタッフの部屋にも遊びに行きました。ブラウンプレミアムという広い平屋。
モダンで落ち着いた大人の雰囲気で、男3人じゃ完全にもったいない感じ。
グランピングの感動により、収録中いつもより大きな声を出しリアクションしていたので、お腹が空いて参りました。
ここからの時間は…バーベキューで~す!
お部屋のテラスに出て、大きなバーベキューコンロを囲んで、肉を!野菜を!自然を!食らおうじゃないか!!!
食材や道具、食器などはスタッフの方が運んできてくれます。
グリルの使い方などもご案内頂いて…あの~すみません…ついでに生ビールもらっていいですか!?
「はい、お待ちください!」
最高か!もう、母ちゃん、楽しくなっちゃったから、今夜は飲んじゃうよ!!!
地元の食材のメイン、上州牛の分厚いこと!座布団かと思いました!ひゃはーなんちゃってー!(酔)
ともかく、串に豪快に刺さった肉のデカさにテンションあげあげ。霜降りふりふり♩美しい♩
これ以外にも、サラダ、ソーセージ、お野菜、炊きたての土鍋ご飯に、スモア!!あぶったマシュマロをクラッカーで挟むアレね!事務所の先輩・安田美香がどこかの旅の〆で泣きながら食べたというアレね!
これらの食材は、全て切ってある状態で届くので、私たちはビールを飲みながらフンフン鼻歌まじりにに焼いていくだけ。
よっしゃ!あたしに任せなさい!
体育大時代、野外教育論の実習で「火起こしの棚橋」と呼ばれたんだから!
トングを片手に炭をこう重ねて…
「棚橋さん、もっと全体に火がいくようにしないと!」
あ、そう。じゃ、肉焼くわ。
「棚橋さん、端っこ焦げてます。」
ああ、これでいい?
「あっち側の肉は全然焼けてないです。」
…。じゃ、塩振るね。
「ちょっと、まじで、ここ重要ですからね!」
うっせーーーー!!
カメラマンゆうすけ、うるせー!
まぁね、確かに私もたついていたよ!でも、私にも仕切らせてよ!!
「ちょっとさ、串のやつにも火当ててよ。」と永尾D。
「炭をさ、もっとまとめてさ。」とミラクル吉武。
うっせーーーーー!!
こいつら、うるせーーーー!!!!!
そう、今回のスタッフ、3人ともアウトドアに詳しいメンバー。やり慣れてる。
きっとさ、これが私じゃない旅人だったら…こんなうるさくないと思うんだよ。
慣れない手つきに、「あっ、もっとこっちをこうしてね。そうそう!上手い上手い!」なんて浮かれながらやってると思うのよ。
なんだよ、この私へのダメ出しの嵐!!!!!
はい、棚橋、飲み食いに徹しまーす!!!!
焼き上がった上州牛。肉汁溢れんばかりの焼き上がり。
一口食べると、その柔らかさにびっくり。
上質な脂の旨味が口の中に広がって、ビールもすすむ。
外で食べるから、美味しさも倍だね!
お野菜も新鮮で美味しかった。
特にサラダに乗っていたトマトが甘くてみずみずしくて、絶品でした。
土鍋ご飯ももちもちつやつやで、お代わりしちゃったもんな。
「これ焼けてるよ!」
「あっ、塩で食べるのも美味い!」
「ちょっとー!焦げてる!」
なんて何気ない会話でも大盛り上がりで、これぞバーベキューの醍醐味だよね。
火が小さくなってきた頃の〆は、スモア。
皆で火を囲んで、ひたすらにマシュマロを見つめながら静かに過ごすとき。花火でいうなら、線香花火だよね。
お腹いっぱいになって、大満足!群馬の大自然、ごちそうさまでした!!
さて、すっかり辺りも暗くなって、本日分のロケは、終了!
…のはずでした。
が、しかし!
あれをとろうよ!
ねぇ、せっかくだから、アレをとろうよ!
そう入浴シーン!!!!
バーベキュー中、「ねぇねぇ、入浴シーンはいつとるの!?」とスタッフに聞きまくっていた私。
仕舞いには、「どんだけ脱ぎたいんだよ!」と突っ込まれwww
いやいや、脱ぎたいわけじゃないけどさ、せっかく温泉なんだし、水着だって持ってきたのよー!!楽しく入って収録したいじゃんかー!
そんなわけで、お待たせしました、入浴です!!!!
私が、あまりにも脱ぎたい願望が強いと思ったのだろうか、カメラマンゆうすけのこだわりが凄かった…。
カメラマンゆうすけには、これまでに、箱根と那須で入浴シーンを撮影してもらっている。
箱根では温泉スライダー、那須ではトナカイ風呂と、なんともコミカルな映像になっているわけで、「今回は、艶かしく撮ってよ!」なんて飲んだ勢いでリクエストしたら…
まぁ、指示が細かい!そして、え?っていうことやらせる!←決して変な意味じゃなくてね!!
途中、恥ずかしくなり、ミラクルに「恥ずかしがってる!」と笑われた、そんな映像は、旅動画をご覧ください!!
※この日記を書いている今、私もまだ映像見てないの!皆さんの感想、待ってるよ!Twitterで♯kikitabiで、感想つぶやいてね!いいことだけ言ってよね!
こんな感じで、お風呂も堪能。
夜の露天風呂は、夜風が心地よさと柔らかい泉質で、いつまでも入っていられるほど。
たぶん…2時間くらい入っていたと思う!w
ちなみに、
スタッフの方が、防水の音楽プレーヤーを持ってきてくれるので、Bluetoothに繋げば、好きな音楽を大自然の中で楽しむことが出来る。
けど、あえてここは無音がオススメ。
川の音、森の音、夜の音に耳を傾けてみてください…。
しばらく、スタッフ部屋で、フリードリンクを飲んで話し込んでいた、夜。キャンプだからこその、夜。
テレビもないから、4人で丸くなって、好きな音楽の話とか、初めて観た映画の話など、他愛もない話をする、とっても心地いい時間だった。
楽しすぎて、私が一人で喋っていると…あれ?相づちしてくれてるのは…永尾Dだけ!?
ミラクルとゆうすけは、完全に「お前、早く部屋帰れよ」オーラを出していた。
はいはい、おやすみなさい。
一人のテント。
ふと、娘は大丈夫かな?と携帯を見ると、しっかり寝ていると旦那からのLINE。
携帯を見るのもすっかり忘れていた。
天井の窓から見える夜空を見ながら、いろいろ考えてみた。自分のこと。
この仕事を目指すきっかけやデビューしたての頃の想い。
よし、明日のロケも楽しもうなんて思っていたら、いつの間にか寝てました。。。
zzzz
翌朝、鳥のさえずりと川のせせらぎ、少しずつ明るくなり始めた空に身体が自然に反応して起きた。
5時。
たっぷり寝た感じがするのは、深い眠りにつけたからかな。
朝一番、露天風呂。
夜とは違い、清々しい緑を見ながらぬるめのお風呂に1時間。ゆっくり身支度を整えて、朝のお散歩へ。
キャンプ場の近くを流れる四万川に沿って歩くと、すぐ近くに小泉の滝があり、早朝のマイナスイオンを浴びるには最高。
川の透き通ったブルーに元気をもらって、朝食会場のカフェへ戻りましょう!
開放感のあるカフェの2階に運ばれてくるメニューは、彩り豊か!
焼きたてのパンがたくさん並び、新鮮なサラダとあったかいスープ、
そして、一番の人気メニューは、ふわふわオムレツ!!!
スポンジのように見た目からふわりとした柔らかさがあり、口に入れるととろけてしまう不思議な食感。
かなりのボリュームで、お腹と同時に心も大満足のグランピング!ここで終了です。
想像以上の豪華さと、予想外の快適さ、でもしっかりとダイレクトに自然を感じることが出来る充実感。
何をしたのか…と言われれば、大きなアクティビティがあるわけではないのだけれど、自分の頭を空っぽにして、そこに新しいエネルギーがいっぱいたまっていく。これぞ、大自然の力だし、グランピングでしか味わえない贅沢さなのだと思います。
「じゃ、次は、そのまま女子力もアップしてくれ!」
ん?また女子力?
そう、次回は、このキャンプ場から車でほど近い四万温泉が舞台です!
そこで、女子力アップを企みます!!
お楽しみに!!