米どころ新潟 最高の一杯、一粒に出逢う旅|旅人:藤井舞

2016-09-29

はじめまして、旅人の藤井舞です!

趣味はお酒とねこ、硬式テニスです。よろしくお願いします(^^♪

 

さて、今回の舞台は新潟県の長岡市


テーマは「米どころ新潟 最高の一杯、一粒に出逢う旅」ということで私の大大大好きなお酒お米!もう、旅が始まる前からテンション上がりまくり…!!


わくわくしながらまず向かったのは田んぼ。向かう途中、一面に広がる棚田や干してある稲の風景を眺め、どことなく私の地元・岡山と似ているものを感じてなんだかとっても懐かしい気持ちになりました。

 




 

 

 



そして「杜々の妖精」など、栃尾コシヒカリの生産販売を行っている「農業法人 有限会社杜々(とど)」の事業所に到着。農家の林さんが杜々の妖精を栽培している田んぼに案内してくださいました。

数か所の田んぼにはきれいな黄緑色の稲が…!そのうちの1つではちょうどコンバインで稲の刈り取り作業が行われていました。

 




 

 



生まれて初めて間近で見るコンバイン

大きい~迫力ある~と私が大騒ぎしていると、なんと、林さん。

「乗ってみるかい?」と一言。え?いいんですか?!と驚きながらも「乗りたいです!」と返事して、いざ、コンバイン初運転!!

 

簡単な操作を教えていただいて一人で乗り込んだのですが、最初はびっくりするほど思っているように動いてくれません(@_@;)左にも右にもレバーがあって、スピードや稲を刈る角度、左右の操作をしていくのですが、これが本当に難しい…!

車の免許は持っている私も、コンバインの運転席の目線の高さ、振動にずっと絶叫しながら、ひたすら田んぼを突っ走りました





 

 



まるでジェットコースターに乗っているようで最初は少し怖さもありましたが、慣れてからはスリルを楽しむことができました♪

刈り取りを終えてコンバインから降りると、「お疲れ様」と林さんたち会社の方から、杜々の妖精で作ったおむすびをいただきました!

叫びすぎてお腹ぺこぺこ。いただきます!(ぱくっ)

お、おいしい…!もっちもち!おむすびの塩が一層お米の甘みを際立たせていて、お米にはおかずが必要という概念が一瞬で吹き飛びました。(@_@;)

 




 

 

 

 

林さんになぜこんなにおいしいお米なのかを伺ったところ、ポイントはにありました。

稲を育てるための水は環境省から全国名水百選にも指定されている「杜々の森」という湧水を使用しているそうです。きれいなお水がお米をおいしくしているんですね。

こんなに絶品なお米、新潟以外の場所から買う方法はないのかお聞きすると、インターネットからでも購入可能ということでした。

これからは家で食べるお米も栃尾コシヒカリかなあ…(*^^*)なんて目論む藤井でした。

 

※「杜々の妖精」購入はこちら

 

つづいて、栃尾といえば「栃尾の油揚げ」!

道の駅の売店で焼き立てのものを購入。

私は今まで食べたことがなかったのですが、見た目は思っていたよりも分厚くて大きく、その上にかつお節・ねぎ・醤油のみでとってもシンプル。

一口食べると…パリっとした触感がまずきて、そのあとに程良い弾力。油揚げ自体の味はそんなに強くはありませんが、大豆の優しい風味がシンプルな味付けに引き立てられ、すぐにとりこになってしまいました。

 




 

 



ああ、この栃尾の油揚げには絶対に日本酒が良く合うはず…!

ということで、最後は日本酒

 

越乃景虎を造られている「諸橋酒造株式会社」にお邪魔しました。

諸橋酒造さんは長岡市でおよそ160年にわたり酒造りをされています。

 




 

 



実は私、藤井舞。周りからは日本酒オタクとして知られていますが、数々の日本酒の中で越乃景虎が1番好きなんです!(^^)!

2年前に出会ってからというもの、ずっとナンバーワン。

お店にあれば注文するのはもちろん、家にもストックがあります(笑)

そんなこよなく愛する越乃景虎が作られている酒造に入ることができるということで、ロケのお話が決まったときからずっと大興奮。どきどきが止まりません。

 

酒造では製造部長、田中さんに中を案内していただきました。

まず、越乃景虎が作られている、高さ4メートル、半径1~2メートルほどの大きな樽を見せていただきました。1階ではタンクを下から見上げることしかできないため、階段で2階に上がり、樽のフタを外してもらい、中をのぞくと、とっても深い…!まだ日本酒は入っていない状態ですが、こんなに大きな樽でいつも飲んでいる越乃景虎は作られているのかと、ただただ圧巻でした。

 




 

 

 



また、お酒の元になる酵母を作っている場所では、この酵母がどれだけ日本酒作りの大切な工程なのかをお話いただきました。これだけの歴史がある諸橋酒造さんも、毎年同じ味にするのはとても難しいことだということ。そのために第一段階として良い酵母を生み出さなくてはいけないんだそうです。

 

それから驚いたのは、越乃景虎のおいしさの秘密が、なんと栃尾コシヒカリでも教えていただいた「杜々の森」の湧水を使うということ。おいしいお米もお酒も、「」がキーワードだったんです。酒蔵を見ていろいろな説明を受けたことで、ますます日本酒って奥が深いな~と探求心に火がつきました。

 

酒蔵を案内していただいた後は7代目代表取締役社長の諸橋さん、そして田中さんにお話しを伺いながら、普通酒と高級な大吟醸の越乃景虎どちらも飲ませていただくことに♪

 




 

 



まず、普通酒。こちらはいつも飲ませていただいていますが、何度飲んでも変わらないおいしさ。。(*^^*)すっきり辛口かと思いきや、後味は米の優しい甘みが残っていて、まさに日本酒のいいとこどり!!と改めて感じました。

つづいて大吟醸。こちらは初めて飲みます。普段は辛口派な私も、ここまで上品でまろやかな日本酒の甘さを味わうと、こっちも大好き!!と感激してしまいました。笑

いつもの食卓でお料理と一緒に飲むのであれば普通酒、お祝いや自分へのご褒美の時は大吟醸と今後は使い分けていきたいと思います♪









今回のキキタビでは、新潟のお酒とお米を作っていらっしゃる方から直接お話しをお聞きして作っている現場まで見せていただき、「一杯」と「一粒」に込められている思いを知りました。どちらも、本当に本当においしかったです!

 

これでもか、っていうくらい楽しい旅でしたーーー!!ヽ(^o^)丿新潟最高!!!